青春18きっぷ東北の旅 #1 めざせ仙台17時間の旅【浅野】
後半戦・常磐線をひたすら北上①
品川からは14時55分発特別快速・土浦行に乗り換え、常磐線は土浦を目指す。常磐線グリーン車は、C103参戦時に柏に宿泊した際に利用したため今回は特段利用しなかった。
土浦には16時過ぎに到着し、30分ほどの乗り換え時間があったが、思った以上に駅前に何もなかったため結局駅の構内でおとなしく待つほかなかった。
そして16時32分発普通・勝田行に乗り換え、水戸へ向かう。水戸で当駅始発の17時35分発普通・いわき行に乗り換え、いよいよ東北に足を踏み入れていくことになる。

水戸駅の改札内のNewDaysにて、「あんこう三昧弁当」を購入。大洗名物として鮟鱇が有名らしい。あまり知らなかったが、「西の河豚、東の鮟鱇」とも呼ばれるという。弁当の中身というと(持ち運ぶ際に少々崩れてしまったので写真は開封前)、唐揚げや味噌煮、あん肝煮などと鮟鱇づくしで、淡白な白身魚の味わいや、あん肝煮の濃厚さが楽しめる。

後半戦・常磐線をひたすら北上②
いわき駅からはワンマン列車になり、いよいよ地方路線の様相を呈してくる。19時26分発普通・原ノ町行に乗車し、次はいよいよ宮城県へ。茨城・福島・宮城と連続で初めて通る県が続いていく。


いわき~原ノ町間では、東日本大震災で大きく被災した地域を通過した。Googleマップを見ると、思った以上に福島第一原発が常磐線の路線から近いことがわかる。
いまや東日本大震災から14年が経ち、全く当時を知らない世代も増えている(私の妹も2012年生である)。生まれていたとしても、SNSを見ると14年前の東北で何があったのかを忘れている人も少なくないように思う。くどくひたすら刷り込むというのではなく、風化させない、後世に活かしていくという意識を忘れたくない。
17時間の長旅のフィナーレ・仙台

原ノ町からは、東北本線へ直通する20時50分発普通・仙台行に乗車。これまでの青い常磐線カラーとは打って変わって、赤・白・緑の701系。仙台近郊に来たなという感じがより一層増してきた。
そしてここから更に1時間ほどかけて常磐線・東北本線を北上し仙台駅へ至る。仙台駅へは22時過ぎに到着した。

1日目の宿は、地下鉄東西線で2駅西へ行ったところにある大町西公園駅から徒歩5分ほどのところに位置するビジネスホテル。乗り通しの長旅は一旦ここで終焉。続きは#2へ。
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