安息の限界撮影紀行#0 撮り鉄の旅行とは

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はじめに

初の記事です。私、安息香酸は鉄道趣味においても"撮り鉄"をメインに活動していますので、記念すべき第1回は過去の撮影紀行をテーマにしていこうかと思います。今後の撮影記事は"安息の限界撮影紀行"として執筆していく予定です。

早速ですが、"撮り鉄"したことはありますか?撮り鉄は鉄道趣味において、良い意味でも悪い意味でも知名度の高いジャンルですが、その生態についてはあまり知られていないように感じます。もちろん鉄道写真撮影においても、特に構図にこだわった撮影を行うものであるということは周知の事実だと思いますが、他の撮影記事でも内容は写真についてが多く、道中の内容はあまり詳細に書かれていないことが多いです。テーマのような撮り鉄の旅行は実はあまり知られていないのではないかと思い、今回は"撮影のみじゃない、撮り鉄の知られざる限界旅行"を皆様には知っていただきたいと思い、執筆に至ったところです。

撮り鉄の旅行とは

そもそも、撮り鉄の移動というのは一般的に他の鉄道趣味ジャンルとは違い、車を使う方が多い印象です。これは撮影地へのアクセスを考慮すると、車での移動が便利であるという点が挙げられますが、如何せん私は免許など取得していないので、専ら公共交通機関頼りです。限界旅行と言うと乗り鉄が代表的な例ですが、実は撮り鉄も限界を極めます。1つの撮影目的の車両に散々振り回されるため、列車を選べません。また、当日の運用が旅程に大きく影響します。これは撮影時の光線に関わる物であり、理想の撮影を行うには基本的に順光が必須になるので、対象の車両がどの時間帯にどの撮影地付近を走行するかを考慮しなければなりません。

同じような撮影地でも、時間帯や天候によって写り方は大きく変わります。左のような逆光になると、写真としては満足できません(無論これを芸術的な演出とするならこの限りではない)。例えばこれらの写真は晴天午後の時間帯に逆光になる場所で撮影をしています。つまり本来この撮影地は午前中ないし曇天時に行くべき場所。午前中に撮影対象がこの場を走行するなら、この撮影地を訪問する分を旅程に組み込むことができますが、午後であったりそもそも現地の移動までに間に合わない場合は除外せざるを得ません。となると以降の予定も変えざるを得ないのです。

ほとんどの車両は運用が当日判明します。そのため、現地の天気予報と睨めっこしながらその都度旅程を組み直す必要があります。左の写真は当初曇天の予報であったため、逆光にならないと撮影地に赴きましたが、晴れ間が出たためこのような結果となってしまいました。当日の運用と天候に左右される旅程というモノが確実に組めない、理想の写真が確実に撮れるか分からない、そういったギャンブル要素が撮り鉄限界旅行の特徴でもあります。

今後の内容について

今回は、初の記事・テーマであったため、軽い紹介程度にさせていただきました。次回以降の執筆は、遅いペースではありますが進めていきたい所存です。現時点では昨年12月末に実施した福岡県の撮影紀行をテーマに進めて参りたいと考えています。ぜひお楽しみに。

Posted by 安息香酸