2026年2月

2026年3月9日未分類

お初さんです。

徒然なるままに今日の山日記を書いていきたいところでありんして。先に申し上げておきますが他の方々ほど僕の頭に学がある訳でも、本日書く内容が学術的で今後の人生においてあなたの役に立つようなものでもなんでもございません。こんな駄文を読むくらいならライトノベルを1冊読み切る方が人生に得があるでしょう。

今日は六甲登山でございました。芦屋川からロックガーデン、風吹岩、魚屋道、雨ヶ峠、七曲だのなんだのを経由し山頂へ向かいました。いわゆる1番の王道ルートと言ったところでしょうか。

メンバーは僕、初登山A、ほぼ初登山Bの計3人。勝手に仲がいいと思い込んでいるつもりのメンバーでした。僕はちょっとだけ登山に慣れはじめているところですが、初登山2人が1個1個感動している事象に初心を思い起こされましたが故に筆を執っているところでございます。

さて高座の滝から始まる六甲登山ですが、この登山口にたどり着くまでの坂がかなりきついんですね。僕的に六甲登山で1番難易度が高いのはこの坂なんじゃないかと思うレベルでしんどいんでございます。

そこを初心者2人はやはり可愛らしくはしゃぎながら登るわけです。初めての登山に期待いっぱいでもうわっくわくで1歩1歩を踏みこんでいるわけでございます。口ではしんどいしんどいといいつつも芦屋の美しい家々を眺めてその住民たちに思いを馳せているわけでございます。(どうやったらこの豪邸を乗っ取れるのかという話が主だったのはここだけの内緒で。)この感性の豊かさですよね。ほんとに羨ましい限りです。山の道中やら山から見える景色やらばっかりを楽しみにしてる脳みそ空っぽな僕とはまるで違うわけです。会話を聞いているだけではございましたが僕的にここまで楽しいあの坂道は初めてでありました。

さてここからの登りは一旦僕の体力的にほとんど記憶がございませんで(登りは本当に嫌いなのであります。特に階段がちょっとでもあるとすぐに嫌になって記憶を消しちゃう)びゃーっと飛ばしまして雨ヶ峠を超えたあとの川沿いのお話になります。本来いちばん楽しいであろうロックガーデンやらは人が多く混み混みでさして楽しくなかったので割愛。我々3人は皆愛煙家でありまして、どのタイミングでタバコを吸うか常にタイミングを見計らっていたところでありました。そこにちょうどいい感じの川があったのでその辺で一服させてもらうかという話になったのであります。ちょっとだけルートから外れた川にぺぺっと寄った時に掴んだ枝がですねなんとバラ科の木だったみたいでむちゃくちゃでかい棘が山ほどくっついてたんですね。ヤマップという素晴らしいアプリにも注意書きはあったのですがふと忘れておりまして僕が先陣を切ってその枝を握ったのであります。いやこれがほんとに痛くて。2人に聞こえるような声の大きさで「ここ枝にトゲ生えてるから気をつけて。バラ植わってるって書いてあったわそういえば」みたいな感じのことを言ったんですよ。そいだら後ろにいたBくんが伝言ゲームのようにAくんに伝えてて。なんと愛らしいことか。ええねんそんな聞こえてるねんから。と思ったらAくんもまた復唱したわけでございます。ああ愛らしい。子供が大人の言ったことをオウム返しするあれありなすよね。あれですあれ。もうほんとに可愛くて。その後水は飲めるのだろうかだのここでおしっこはしてもいいのかだの子供のようにはしゃいでいる姿が本当に本当に無邪気でありました。言うておきますが基本的に六甲の水は飲んではいけませんよ。綺麗に見えて水質調査の結果汚染が確認されておりますが故に。3人ではしゃぎながらタバコを片手に汚染の原因は何かを考察したのも楽しかったですね。

あと、岩肌の状態から岩石についての考察が始まったタイミングでどっかの誰かが言っていた六甲山系の岩石はもろくて体重をかける前にちょっと注意しなきゃいけないよという話をお2人にもしたところ絶望顔で「ではどこをどう歩けば良いのか」と言われたのも面白かったですね。体重かける前に気をつけたらいいだけだよ。

さて時系列を元に戻しましょう。念願の一服も叶いまして、山頂まで記憶が飛んでおりますので一旦割愛しまして、茶屋でのご飯、こちらも割愛しまして下りの話に入りますね(僕に食レポの才能はなかったようでございます)

1番王道の下りルートはやはり有馬温泉に抜けるルートでしょう。しかし僕の経験上有馬まで抜けるのにかかる時間は約1時間、下りしかない本当につまらない道なのであります。しかも僕は既に何度もそのルートを通っていると。ただでさえ登りも見慣れたルートを通り、下りもいつものルートとなるとやはり飽きを感じてくるわけでありまして、今日は僕の気分により住吉道経由御影駅ゆきのルートを選択したわけでございます。(この時点で15kmの行程になることは説明済みでありましたし、お2人も気合いを入れ直していただいて納得の上歩き始めております)いやもうこのルートが本当に本当にとてつもなく良かったわけであります。

何が良かったかってまず階段が圧倒的に少ない。階段というのは足への負担が大きい上に歩幅も決められてしまう個人的に最も嫌いなルートでございまして。階段を避けられる素晴らしいルートを発見できて私はもう幸せだったわけでございます。

さらに背の高い木が沢山生えており、行程のほとんどが陰っている六甲にしては珍しく木漏れ日がたあくさん見られるルートであったわけでございます。やはり暗い鬱蒼としたルートよりは明るく開放感のあるルートを選択した方が疲れた体も癒されるというものです。

さらに距離が長い!!僕は基本、六甲登山後にはさらに散歩をしないと気が済まないくらいの体力おばけ(ドM)なのでありますが、そんな僕でも満足できるくらいに長距離の行程だったわけでございます。ああなんと素晴らしい。今後六甲を登る時はほぼ全てこのルートを通って降りようとそう心に決めるくらい良かったわけでございます。

このルートは初心者2人にとっても良かったみたいで、落ち葉がクッションになって歩きやすかったりいい景色が沢山見れて撮影に励んでいたりで楽しそうでした。良かったです。

道中にふと開けた池というか湖というかがございました。日が差してキラキラとしておりましてまるでファンタジー世界に迷い込んだかのような素晴らしい空間でした。ここでもまた一服させてもらったのですが綺麗な景色を見ながら美味しい空気と共に煙草を吸うとは何たる贅沢か。ほんとに幸せの限りであります。山頂のタバコは達成感も相まって美味しいのですが、こういう綺麗な景色を見ながら吸うタバコの方がタバコの味が引き立って好みなわけでございます。ああ本当に幸せ。このために僕は山に登っているわけであります。この頃には2人も疲労が顔に見えておりまして申し訳ない気持ちにはなりつつも煙草のおかげで元気が出たらしく、改めてお互いを鼓舞して歩き始めておりました。この姿も初心を思い出させてくれて本当に愛らしい。ありがとう2人。

さあそのまま御影駅まで降りまして、御影ダンケさんにおじゃましましてバターブレンドコーヒーというものを飲み、解散いたしました。なんて事ないただの山歩でございましたがお2人が気づかせてくれた山の魅力に改めて感動したものです。

今は御影の周辺にあるとある喫茶店で1人この文章を作っております。文章を考えながら吸う煙草も美味しいのですが、最後の1本になりましたのでそろそろ締めます。

こんな所まで読んでる人がいるかは甚だ疑問ではありますが、ひとつ忠告を。山には基本喫煙所はありません。灰皿もありません。携帯灰皿を携帯し、人がいない場所を狙って吸ってください。灰は自然にかえりますが、フィルターは人工物です。捨てないでください。また、火気厳禁の山もあります。ルールには原則従ってください。僕の大好きな山々を何よりも大切に。山があるから登山ができるのです。何卒よろしくお願い申し上げます。

ところで旅するマネージャーさん、言われた通りちゃんと書きましたけどこんなんでいいのですか?催促されたので徒然なるままに書き連ねましたがこれ以上の文才を僕には期待しないでいただきたい。

次回は2年後になるでしょうか。その頃にはツーリングの云々を書いていることでしょう。知らんけど。こんな駄文を読んでくださった皆さんとまたお会いできることを楽しみにしております。

煙草が切れたのでここまで。

Posted by リン酸