自己紹介【もっくる】
ーーこれは目次であり、予告であり、自分自身への催促であり、そして迫り来るテストからの現実逃避でもある。
今、私はこの文章をテスト前日の未明に書いている。理由は今述べし一文が全てである。あと、タイトルに書いてあるように自己紹介もこの記事を以て兼ねるつもりである。
自己紹介をするにあたり、まず私はなにか、ということを考えてみた。私は何者か?何ゆえ、どういういきさつでこの記事を書くに至ったのか?いくつかの表し方があるが、この場の存在意義と言うべきか、いや………大袈裟だな。とかく、ここがmanager氏の麾下にあるホームページだと言うことを鑑みて、まずは私の彼との関係性から語ることにしたい。
そう、あれは確か高一の一学期半ばだった……(回想略・長いのでね。)
かくして、一応は中高の先輩後輩として知り合ったmanager氏(本名:旅するマネージャー)ともっくるではあるが、今こうして彼の元で筆を執っている理由は、中学の頃より長きに渡る付き合いをしてきて居り、親交を温めたる故の縁があってのお声掛けを頂いたのだ……という訳ではない。たぶん。我はそんなにマメに対人関係を維持するほど律儀な性分ではないのである。
まあ勿体ぶるものでもあるまい、有り体に言えば私は中高のみならず大学も彼と同じ大学だったのである。あれ、そう思うと中高大同じって割とすごいな……と思ったそこの君(いや私も今、一瞬そう思ってしまったのだが)、実はそうでもない。だって中高一貫校だったし………
manager氏の母校については(もし知りたくば)読者諸君のネトスト自主的且つ合法的な捜査に任せるとして、まあなんだ、なんだかんだ縁が続いており(最近はほとんどネッ友のような関係になっているが)、直接的には「twitterで散文を書いているMっくるくん」という謎に匿名性を含ませた形式で(しかしながらまず間違いなく我の事であろうとは思った)指名されたのである。
さて、ここまででも読者諸君においては十分に察しのついていることだろうと思うのだが、私は恐らくかなりこのサイト(や、氏のフォロワー/discordフレンドetc)に於いては異質な存在なのではないかと思われる。関係性としては大学と中高の後輩ではあるが、鉄道系の繋がりではなく中高では生徒協議会(いわゆる生徒会みたいなやつや)、大学ではネッ友であるし、何より私にはブログのように書けるものがない。
したがってこのようなサイトにあって何を書こうかと思い、今つらつらと徒然なるままに自己紹介に託つけた怪文書を生成している最中なのである。前述のような奇怪なるお誘いを受けたときには「私はTwitterに散文など流した覚えは微塵もないのだが」と思いはしたものの、多分自覚がないだけなのだろう。私の書く文章は普通の人の言うところの"ただの文章"ではなく散文或いは怪文書となる。さりとて散文と作文は何が違うというのか。音にしても一字しか違わぬ。ましてや前者の方が多少呼び名がかっこいいだけで、文章を書くということは作文行為の延長線上にある、実は容易なことに違い無いと思われる。呼び名の問題なのだろう。云々。 尚怪文書と呼称された場合には私としてはぐうの音も出ぬ。
で、だ。閑話休題、最初の一文を覚えておいでだろうか。そう、目次である。
今から書くのは、私がここに書く(予定)文章たちのタイトル或いは内容を端的に表した文の一覧である。が、しかし書くという保証はしていない。自分への催促とは書いたが書くという宣言とはしなかったのはそこである。宣言は撤回せねばその責務が付きまとう(気がする)が、催促はしたところで必ずしも原稿なり返済なりが来るとは限らない。履行される保証はないのである。催促するものも随分と大変なことである。原稿が来ない編集者の心労もかくや。
という訳で、僭越ながら私に書けそうな/私の書いてみたい記事の一覧を以下に記す。
- 無人駅で初めて九州の大地を目にした話
- ↑これはほとんどタイトル詐欺で、多分ただの一介の参加者によるヒッチレースの記録譚になる気がする。ひとつだけネタバレ:私は生還しました。
- 廊下綺譚 – まるで小説のようなタイトルだが、むしろこういったサイトにふさわしいエッセイである。これがエッセイでないというのならば"妄想の記述"とでも看板を掛け変えさせていただこうか。
- 北海道に行くのに初めてフェリーに乗った話 -これに至ってはまだ行ってもいない旅行の体験記(予定)である。協調性の無い私にも、少しは氏の回りの人々の雰囲気に合わせた記事でも書いてみるか……という思いでもあったのだろうか。まあ、実際には後輩に来いと言われたから行くだけなのだが。行きのフェリーと宿は予約した。帰りは知らぬ。
- 日直日誌を書かなかったらn日間日直をやる羽目になった話 – 高校時代のエピソードである。先生に提出すれば「日直」の資格を失ってしまうーー黒い板で挟まれた日誌を抱えて構内を逃げ回りながら最終下校まで時間を潰すのは楽しかった。出席番号が次のやつは「まだ日直来ないのか………」と毎日困惑してたの、今思えば申し訳なかったかもな。ギリギリ週直にはならなかった。
- 受験体験談 – 多分こういうのは他の人も色々書いてるのであんま参考にならんし需要もなかろう。というわけでやる気無し。後輩に受け継がれし羊羹の話とか、共テの下見でバスに乗らずに歩いて会場に行った結果当日バス乗場が分からなかった話くらいは反面教師になるかもしれない。なお、開始時刻には間に合った。
- ↑追記 そういえば大学の入学式もバスに乗らずに歩いた結果新品の革靴で靴擦れを起こしたな…………
- 大学自治についての自分の考え – これについては、今のところは一切の考えを書かないことにする。というか、書くかどうかも未定かな? 理由のひとつは、まだまとまりきっていないこと。
- その他小説など – ここに発表したものが他所で発表できない(或いはその逆)とか言われたら、多分投稿しないと思う。
以上である。
うむ、やはり異常である。異質である。ほんまに弾かれたりしないんだろうか。いや目次書いただけで発禁になった本なんて聞いたことがない。多分大丈夫だろう。………たぶん。
まあ、私が彼の言う「ニッチなオタクのウェブメディア」を作り上げる営為に与する人間なのか、は聊かの疑問が残るところではあるが(そもそも正直あんまり分かってないんだけど、「~のウェブメディア」の、"の"、は、執筆者が"ニッチなオタク"って言うニュアンスなのか………?読者が、なのか?(ブログで飛ばすエアリプ))いずれにせよ筆不精(ブログとかこういう場面でも使う言葉なのか?我ながら違和感がありまくりなのだが?)の私は、放っておけばnoteとやらもせず、文章の公開と言う意味だと、強いて言えば自分の書いた随筆なり珍妙な論理をgoogleドキュメントに書き起こしてリンク共有で高校同期に送りつけるだけーだっただろう。それを思えば、こうした場を、書く仕組みを用意し、私を執筆者たちの空間へと連れ出してくれただけでも十分に感謝するに値すると言えよう。
別に持ち上げるつもりは一切無いが(前述の通り高校からのまるで腐れ縁のごとき関係なような気もするので)、世辞も皮肉もなしに、私に筆を執らせたその功績には感謝と敬意を捧げたいと思う。
旅するマネージャーへ。
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